【F1シンガポールGP:FP1順位】フェラーリ1-3!角田裕毅5番手、リカルド7番手でRBはポイント争いに期待
F1第18戦シンガポールGPの初日、フリー走行1回目が行われた。 最速タイムを記録したのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、わずか0.076秒差の2番手にはランド・ノリス(マクラーレン)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。 ●【2024F1第18戦シンガポールGP】全セッションの結果・タイムスケジュール HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。 4番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 5番手 角田裕毅(RB) 7番手 ダニエル・リカルド(RB) 14番手 セルジオ・ペレス(レッドブル) ■オーストラリア出身のリカルドとピアストリ 現在、去就が注目されているダニエル・リカルド(RB)は、セッション開始早々、真っ先にコースインした。 同じオーストラリア出身で、アゼルバイジャンGPで通算2勝目を挙げたばかりのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)だが、いきなりマシンに異常が発生した。マシンに左リアタイヤが動かなくなってしまう問題が起こったようで、チームはその後「これまで見たことのない問題だ。今週末に同じ問題が起きないように問題を完璧に把握する」と述べ、ピアストリのマシンは15分ほどはピットで作業をしてコースインした。 一方のリカルドは、チームがマシンからエアロレーキを外すのに苦労したため、すぐにガレージに戻ることとなった。 ■ウィリアムズの2台は勢いをキープ 滑りやすいコンディションのため、コース上では数回のアクシデントが発生。セルジオ・ペレス(レッドブル)はターン16のランオフエリアに出てしまい一時的にイエローフラッグが出た。 シンガポールで未勝利のルクレールは中盤までタイムシートのトップに躍り出ていたが、ソフトタイヤを履いてアタックを始めたノリスがソフトタイヤでトップに返り咲いた。 前回のアゼルバイジャンでダブルポイントを獲得したウィリアムズの2台は、その勢いをキープしてトップ10入りを果たした。 ■角田裕毅が5番手! フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は縁石に乗り過ぎてコントロールを失いそうになったが、見事なコントロールを見せクラッシュを避けた。一方、アロンソのチームメイトであるランス・ストロールは、コースをゆっくり走ている時に角田裕毅(RB)の進路を塞ぎ、角田の怒りを買った。 その角田は序盤から好タイムを記録し、最終的にフェルスタッペンに続く5番手で終えており、今週末はポイント獲得が期待出来そうだ。 ■【F1シンガポールGP】フリー走行1回目 1 C.ルクレール(フェラーリ) 2 L.ノリス(マクラーレン) 3 C.サインツ(フェラーリ) 4 M.フェルスタッペン(レッドブル) 5 角田裕毅(RB) 6 O.ピアストリ(マクラーレン) 7 D.リカルド(RB) 8 A.アルボン(ウィリアムズ) 9 F.アロンソ(アストンマーティン) 10 E.オコン(アルピーヌ) 11 F.コラピント(ウィリアムズ) 12 L.ハミルトン(メルセデス) 13 P.ガスリー(アルピーヌ) 14 S.ペレス(レッドブル) 15 L.ストロール(アストンマーティン) 16 G.ラッセル(メルセデス) 17 K.マグヌッセン(ハース) 18 V.ボッタス(Kickザウバー) 19 G.ジョウ(Kickザウバー) 20 N.ヒュルケンベルグ(ハース)