友人は、カレーを「1週間分」作り置きして食べているそうです。食費はかなり浮きそうですが、「食中毒」のリスクがかなり高いのではないかと心配です…。
出典:帝国データバンク「カレーライス物価指数」より筆者作成 この試算に基づく2023年8月のカレーライス総コストは304円、2024年8月には348円となり、5ヶ月連続で過去最高を更新しました。2020年平均値を100とした「カレーライス物価指数」では、2024年8月には127.0に達し、この5年で約3割増加していることが分かります。 さらに、東京都区部の物価から予測したカレーライス1食分の価格は、9月には約360円まで上がる見通しとなりました。 ジャガイモなど一部の食材は値下がりして「カレー具材」は1食あたり200円程度に落ち着くと期待されています。ただし、新米の登場によりコメの店頭価格が昨年より3~5割ほど高くなるケースもあり、「ライス」は1食120円以上になる可能性があります。そのため、カレーライス全体の価格はしばらく高いまま推移しそうです。 この結果からは、家庭の食費負担は増していることがうかがえます。カレーを多めに作って作り置きすれば、多少の節約効果は期待できるといえるでしょう。
カレーの作り置きは食費を節約できるものの、保存方法によって食中毒のリスクがある
カレーライスは、多めに作り置きすることで食費を節約できますが、保存方法に注意が必要です。カレーはそもそも傷みやすいため、冷蔵保存でも2~3日以内に消費した方が安全でしょう。 出典 株式会社帝国データバンク 「カレーライス物価指数」調査(2024年8月) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部