衆院選、10代投票率は抽出調査で43% 18歳は49%と高く19歳と12ポイント差
総務省は30日、衆院選小選挙区での18、19歳の投票率について、一部の投票区を抽出調査した結果、43・06%だったと発表した。有権者全体の投票率53・85%を10・79ポイント下回った。前回令和3年抽出調査の43・23%から0・17ポイント減った。18歳の49・21%に対し、19歳は36・67%で12・54ポイントの差が出た。 【ひと目でわかる】衆院選 与野党の獲得議席 年齢と男女別の内訳では、18歳が男性48・60%、女性49・86%。19歳は男性36・09%、女性37・28%となった。 47都道府県から4投票区ずつ計188投票区を選び調査した。各都道府県から標準的な投票率を示している1市、1区、1町、1村(区が存在しない県は2市、村が存在しない県は2町)を抽出し、標準的な投票率の選挙区を選んだ。 内訳は東京都特別区1カ所、政令市の行政区15カ所、市78カ所、町60カ所、村34カ所。対象投票区内の18、19歳有権者は2万2982人で、9897人が投票した。