遠藤や伊藤を発掘した“ダイヤモンドアイ”が古巣ドルトムントで再起へ【現地発】
遠藤獲得時にこっぴどく批判された
優れた選手発掘眼を持つミスリンタート。(C)REUTERS/AFLO
あの名物スカウトがドルトムントにまもなく帰って来る――。アーセナルやシュツットガルトでも存在感を示したスベン・ミスリンタートだ。優れた選手発掘眼を持つ“ダイヤモンドアイ”の軌跡をあらためて辿ってみよう。(文:ベンヤミン・ホフマン/訳:円賀貴子 2024年4月18日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック ドイツ』を転載) ―――◆―――◆――― 約6年半の“別居生活”を経て、あの名物スカウトがボルシア・ドルトムントに帰って来る。2017年、当時の監督だったトーマス・トゥヘルと衝突し、クラブを追われたスベン・ミスリンタートの古巣復帰が秒読み段階と目されているのだ。いかなる要職に就くか定かではないが、ドルトムントから白羽の矢が立ったのは確か。現在51歳の彼にチーム作りにおける大きな権限が委ねられるとの見方が強まっている(編集部・注/本稿執筆後に復帰が決定。5
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