鳥羽水族館でラッコが見たい!飼育員さんとの掛け合いを見るコツ<三重・2024>
ぷかぷか水に浮かぶ様子がかわいい「ラッコ」。実は日本で3頭しか飼育されていないって知っていましたか?そのうちの2頭が飼育されているのが、三重県鳥羽市にある「鳥羽水族館」です。 ラッコの「メイ」「キラ」と飼育員さんとの掛け合いが微笑まし過ぎる!とSNSで話題です。その姿を一目見ようと、ラッコのお食事タイムには大勢のお客さんが押し寄せ連日大混雑。そこで、今回は事前にチェックしておくべき開催時間や見るべきポイントを紹介します。「鳥羽水族館」オリジナルのお土産にも注目です!
ラッコとはどんな動物?
●寒い海で暮らす哺乳類 ラッコは北太平洋などの寒い海に生息する哺乳類。地域によりアラスカラッコ、チシマラッコ、カリフォルニアラッコの3つの亜種が生息しています。 体長は100~150cm程度で体脂肪はほとんどありません。全身に8~10億本もの柔らかい毛が生えていて、毛づくろいをすることで毛の間に空気を溜めて体温を保っています。
●日本では3頭しか飼育されていない絶滅危惧種 現在は絶滅危惧種になっているラッコ。国内では3頭のみが飼育されています。そのすべてがアラスカラッコで、「鳥羽水族館」では現在「メイ」と「キラ」の2頭が、福岡県のマリンワールド海の中道では「リロ」が飼育されています。 野生では休息時に群れを形成し暮らすラッコの生態を考慮し、南紀白浜アドベンチャーワールドから「キラ」が移送され、「メイ」との同居生活が始まりました。
鳥羽水族館のラッコ「メイ」と「キラ」の紹介
●相性ピッタリのなかよしコンビ 好奇心旺盛なやんちゃ娘の「メイ」は2004年5月「鳥羽水族館」生まれで、2024年現在20歳のメスです。賢くて運動神経も抜群ですが、神経質で恐がりな一面も。
マイペースな性格の「キラ」は2008年4月南紀白浜アドベンチャーワールド生まれで、2024年現在16歳のメスです。好き嫌いが多くおっとりしているので、度々「メイ」に餌を奪われてしまうことも。
いつもなかよしの2頭ですが、それぞれに見た目の特徴があります。 全体的に毛の色が白いのが「メイ」、お腹周りが濃く黒っぽいのが「キラ」。また、「メイ」の鼻には白い傷跡があり、ヒゲが短く揃っています。見分け方の参考にしてくださいね。