[コイツはヤバい]ランカーシーバス捕獲兵器。規格外ビッグベイトすら思いのまま。SOPMODの威力がスゴい。
ボート用ビッグベイトロッド(PA-B67)が持つポテンシャル
ビッグベイト、ジャイアントベイトを操作する上で専用ロッドの存在は非常に大きく、釣果をも左右すると言える。 衣川さんが監修する、ビッグベイト特化ロッドSOPMODブランドに、新たな機種が追加された。それが、今回衣川さんが使用したPA-B67(ゼナック)である。 衣川「先に陸っぱり用として8ftモデルがリリースされました。今回登場するのは、ボート用のビッグベイト、ジャイアントベイト特化型モデルとなります。スペースが限られるボートでの取り回しの良さを確保するために、6ft7inというレングスに設定。ルアーウエイトは最大で300gなので、たいていの大型ルアーは背負えるパワーを確保しています」 【画像】ボート用ビッグベイトロッドとして新たにSOPMODシリーズに加わったPA-B67が、今回の実釣取材で大活躍。良型のシーバスの強烈なファイトでも、取り回しもよく、余裕をもって対応できることを実釣で証明してくれた。 単に重量級のルアーを扱えるというだけではない、操作性へのこだわりもこのモデルの特徴だ。 衣川「パワーは十分確保しつつ、キャスト時にはブランクスがしっかりと曲がって仕事をしてくれます。1日中、重量級ルアーを投げ続けることも想定しているので、身体への負担も軽減するためのしなやかさも両立しているのが特徴です」 【画像】40㎝オーバーのジャイアントベイトをフルキャスト! ごらんのようにブランクス全体がしっかりと曲がり、その反発力でルアーを飛ばす設計となっている。 こだわりは、グリップのEVA素材の選択にも及ぶ。 衣川「色々と試したんですが、柔らかいEVAは変形してパワーロスにつながるということがわかりました。そこで、グリップのEVAにはあえて硬質のものを採用し、キャスト時など大きな負荷がかかる際にも変形しにくいようになっています。ここも、ビッグベイト特化型もでるとしてのこだわりの1つですね」 ガイドセッティングにおいてもとことんこだわっており、ティップ部のガイド、1番目と2番目の感覚がやや詰まっているのがわかるだろうか? ライントラブルが致命傷となるビッグベイトの釣りにおいて、その可能性を徹底的に排除するためにたどり着いたセッティングである。 重量級ルアーをキャストし自在に操作する。シーバスを掛けてからのファイト時のパワー、全ての瞬間に、最高の体験が得られるのが専用設計の利点。ビッグベイトを知り尽くした衣川さんだからこそたどり着けた高みだと言えるだろう。 【画像】ボートでビッグベイト、ジャイアントベイトを扱うという部分に特化して開発されたPA-B67 SOPMOD EBR。衣川さんのこだわりとそれに応えるゼナックの技術力が結実したモデルだと言えるだろう。
取材時の衣川さんのタックルセッティング
では、実釣取材時に衣川さんが使用した2セットのタックルの詳細を見ていこう。 ●ロッド:プレジールアンサー PA-B67 SOPMOD EBR(ゼナック) ●リール:カルカッタコンクエスト301(シマノ) ●ライン:PE6号 ●リーダー:バリバス VEPショックリーダー[ナイロン]60Lb(モーリス) ●ロッド:プレジールアンサー PA-B67 SOPMOD EBR(ゼナック) ●リール:グラップラー301(シマノ) ●ライン:PE8号 ●リーダー:バリバス VEPショックリーダー[ナイロン]80Lb(モーリス)