ミランをジャイキリ!昇格組パルマが驚かせた…伊解説陣が称えたGK鈴木彩艶のプレーは?ミランの10番レオンには苦言 | セリエA
伊解説陣が注目した鈴木のプレー
その後、ベラーミ氏は、パルマが77分にレオンのミスを突いてカウンターから追加点を挙げて2-1とリードしていた87分のシーンに注目した。鈴木は、ミランの最終ラインからエリア内を狙った高いボールを両手でキャッチすると、すぐさま前線へと走り出したアルマクヴィストへロングフィードを送り込んだ。元スイス代表MFは「すぐにプレーを再開し、カウンターを狙ったスズキの選択は特別だったね」とコメントしている。 鈴木は90分、今度は前線のカンチェリエリへボールを送り込んだ。するとマストロヤンニ氏が「スズキが素晴らしいキックでロングフィードを見せた」と称えたが、「またしても素晴らしい読みを見せたパヴロヴィッチ」に惜しくも好機を阻まれている。 試合終了後、ベラーミ氏は、昇格組のパルマがミランから挙げた金星について解説した。 「パルマが長らくこのプロジェクトを続けてきたのに対し、ミランはこれからプロジェクトを開始しなければならない。この言葉が適切かもしれないね。ミランは素早くプロセスを進めていかなければならない。一方のパルマは驚きだった。開幕から2試合、このリズムでプレーし、アイデンティティを示したことは並外れていた。パルマは今後も、この歩みを続けていくのかもしれない」 「新たなサイクルを開始する時、うまくスタートを切れれば、自信や落ち着きが生まれて助けになる。だがミランは全く逆になってしまった。(失点のきっかけを作って落胆していた)レオンは、王者なら立ち上がり、前を向いて試合を続けて結果を取り戻せるよう努力するべきだ。これほど象徴的な選手がピッチに倒れ込んでいたら、チームメートにとって良い影響を与えない」