ミランをジャイキリ!昇格組パルマが驚かせた…伊解説陣が称えたGK鈴木彩艶のプレーは?ミランの10番レオンには苦言 | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース】日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマは、日本時間25日のセリエA第2節ミラン戦で2-1と勝利を収め、『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣が見解を示した。 【動画】鈴木彩艶所属のパルマがミランをジャイキリ!
新加入のGK鈴木彩艶を抜てきし、3年ぶりとなるセリエAの開幕節をフィオレンティーナと1-1で引き分けたパルマ。2年前からファビオ・ペッキアが作り上げてきたチームは、日本時間25日、ミランとのビッグマッチに臨むと、開始直後にデニス・マンの2戦連続ゴールで先制に成功すると、一度は同点に追いつかれたが、77分に途中出場した新戦力のマッテオ・カンチェリエリとポントゥス・アルマクヴィストのコンビで決勝点を奪い、2-1でジャイアントキリングに成功した。 鈴木は、開幕戦に続いて2戦連続で先発。30分にノア・オカフォーの決定機を阻むなどの好セーブを見せ、チームの勝利に貢献したが、『ダゾーン・イタリア』の解説陣も見解を示している。実況を務めたダリオ・マストロヤンニ氏はまず、9分にオカフォーのクロスに反応してキャッチしたプレーを評価。「スズキは素晴らしい飛び出しだった」と称えている。 続いてマストロヤンニ氏は、30分に鈴木が目の前にいたオカフォーのシュートを阻んだシーンに賛辞を贈った。「スズキだ! 素晴らしい反応と反射能力だった!」とコメントした。直後にミランが左サイドから攻め込み、クリスティアン・プリシッチのクロスにストラヒニャ・パヴロヴィッチが頭で合わせてシュートを狙うと、日本代表GKが片手で上方へ弾いたが、マストロヤンニ氏はまたしても「スズキ!」と叫び、「パヴロヴィッチのセリエA初ゴールに『ノー』と答えた」と伝えた。 ミランは66分、左サイドのテオ・エルナンデスとラファエウ・レオンのパス交換からゴール前にいたプリシッチが押し込んで同点弾をマークしたが、イタリアの解説陣は鈴木のプレーについてコメントすることなく、「あの2人が火をつけ、ミランに火がついた。決めたのはプリシッチだが、テオとレオンが1-1を演出した」とミランの選手たちを称えた。解説を務めた元スイス代表MFヴァロン・ベラーミ氏も「この試合でも何かを作り出したのは、いつものコンビだった。2人はいつも面白いプレーを作り出すことができる」と賛辞を贈った。