【ホープフルS】総決算の全頭診断! 暮れの中山で爆発するのは?/坂上明大の重賞血統査定
クラウディアイ
芝1600~1800メートルで4勝を挙げたロフティフレーズの3/4同血の弟。マルゼンスキーなどが出るシル牝系に属し、本馬は牝祖シルを6×4でクロスした点が特徴的です。サートゥルナーリア×ディープインパクト譲りの瞬発力が持ち味。前走馬体重430キロの小柄な馬体だけに、将来的には超長距離戦での活躍に期待したい一頭です。 適性評価:★★★ 素質評価:★★★
クロワデュノール
母ライジングクロスは06年英オークス2着、愛オークス3着の活躍馬。Bustedの5×5やSir Ivorの6×5、Princely Giftの6×6などを持つキタサンブラック産駒の本馬は血統通りのスレンダーな馬体で、頭の高い走りからも将来的には父と同じようなカテゴリーで強い姿を見せてくれるのではないでしょうか。Fair Trial血脈を豊富に併せ持ち、ホープフルS適性も◎。素質、適性ともにメンバー中屈指の一頭です。 適性評価:★★★★★ 素質評価:★★★★★
ショウナンマクベス
母ウインフロレゾンはシャトーブランシュ(15年マーメイドS)の半姉で、近親にはイクイノックスなどがいる一族。リオンディーズ産駒の本馬はNureyev≒Sadler's Wellsの5・4×5やサンデーサイレンスの4×3などを持つバランス型の中距離血統です。ただ、ストライド走法のため中山替わりには課題あり。リオンディーズの産駒でもあるだけに、自分のリズムで運べるかがポイントとなりそうです。 適性評価:★★★ 素質評価:★★★