容姿や収入じゃなかった…「不思議なほどモテる人」に共通している、意外な特徴
モテる、モテない。これを全く気にしたことがない、という人は世の中にどれくらいいるでしょうか? ある日「モテない」と自分で思い込んでから、人生から本当に色恋がなくなってしまった、とメンタルトレーナーの石津貴代さんは語ります。 【マンガ】ワンナイトは断られ、同棲は解消……32歳独身女性たちのままならない恋愛 記事前編は「『モテない人』が無意識にしている、考え方の『残念な特徴』が分かった」から。
「思い込み」の力
『プラセボ効果』のように、人は思い込むことで身体や実力に変容を及ぼすことあります。自分の中に「思い込み」があると、その思い込んでいることを正当化するために無意識に行動・変化して、「ほら、やっぱりこうなるよね!」という結果を出すようなイメージです。 私がやっていたことは「モテない」と思い込み、それを正当化するために、無意識にモテない行動の数々をして、ほらやっぱり自分はモテないんだという現実を作っていた、ということです。 思い返してみれば「荷物持とうか?」と言ってもらっても「大丈夫です」と断ったり、「ここご馳走しますよ」と言われても「いや、割り勘で大丈夫です」と言ってみたり。優しくされてもそれを受け取れない。人に頼ることも甘えることも出来ない。無意識にこうした可愛げのない行動ばかりをしていたことにも気付きました。 それならば。新しい思い込みを作ろう、と考えたのです。 「これからの人生は、人を愛し、愛され、幸せに生きていく」という設定に決めました。 そして、脳に入ってしまっている「モテない」思い込みを外すために、毎日のように「愛し愛されて生きていくんだー」と、ブツブツ独り言を言って、自分に刷り込んでいきました。思い込みを塗り替えるには、こうして口に出してインプットしていく方法が有効です。
訪れた変化
すると2週間経ったころに変化に現れます。 周りの男性陣が突然、明らかに優しくなったのです。段差で手を差し伸べてくれたり、ご飯に誘ってくれたり、驚くような変化が次々に起きました。同時に、私自身の行動が変わっていることにも気付きます。人に上手に頼ったり、お願いが出来るようになっていたり、優しさに対して「ありがとうございます」と素直に受け取れるようになっていました。可愛げのない態度を取ることが減った結果、相手の行動が変わったのです。自分の誤った思い込みを変えて、無意識にしている行動が「人から愛される行動」に変わったことで、現実が変わったのだと理解しました。 誤った思い込みを外し、そして新しい思い込みを「異性からだけモテる」ではなく「人に愛される」にしたため、私の周りには私を大切にしてくれる人が男女問わずたくさん集まってくださるようになりました。 「思い込み」は良くも悪くも結果に繋がっていきます。世の中で愛されている人、モテている人は「自分は愛される存在、モテる」と思い込んでいて、モテない人は「自分は愛されない、モテない」と思い込んでいるのです。