2シャドーの一角で先発か…鎌田大地「90分出ることは考えず、最初からすべてを出し切る」
試合に向けて集中力を高めている。5日のW杯アジア最終予選・中国戦(○7-0)は出番のなかった日本代表MF鎌田大地(クリスタル・パレス)だが、10日のバーレーン戦はシャドーの位置での先発が濃厚。「特に前の選手は90分出ることは考えずに、試合の最初からすべてを出し切るのが大事」と力説した。 【写真】「スタイル抜群」「目のやり場に困る」“勝利の女神”のアウェー遠征に反響 初戦でオーストラリアを1-0で破ったバーレーンについては「前はクオリティーのある選手がいる。自分たちが少しでも緩いプレーをしたら難しい試合になる。気を引き締めてやらないといけない相手だと思う」と警戒した。 相手はシンプルにロングボールも蹴ってくる。「ボールを奪われてからどれだけ早く切り替えてボールを回収できるかが大事になる。相手のロングボールに対してどれだけコンパクトにできるか。長い距離を走らないためにも、ボールを奪われたあとにインテンシティーを出してやっていかないといけない」。猛暑の中の試合だからこそ、頭を使ったプレーも必要になる。 中国戦では2シャドーに入ったMF南野拓実が2ゴール、MF久保建英も1ゴール2アシストを記録した。鎌田がシャドーに入れば、2人よりも中盤に下りてきてのゲームメイクも可能になるが、「強豪国とか自分たちより強い相手になったらそういうことも必要だけど、今は別にそこをやらなくても基本的にボールを持てると思う」と指摘。「どちらかと言うと、前に残っているほうがいいと思う。相手や時間帯を見ながらやるけど、しっかりゴール前に行くことが大事」と、より得点に関わるプレーを意識するつもりだ。