41歳で初産、43歳で第2子出産【LEEメンバーミノワさんの体験談】30代半ばで高齢出産を見据えて検査を
入院したら上の子は保育園に。頼れる制度は遠慮せず利用を
もともと子どもは2人を希望していたというミノワさん夫妻。迷うことなく第1子の産後1年ほどで準備を始め、前回に冷凍保存していた受精卵を移植して第2子を妊娠。妊娠中は、2人目ならではの苦労もあったそう。 「どんどんおなかが大きくなる中で、上の子の世話や一緒に遊ぶことを頑張りすぎてしまい、切迫早産に。子宮頸管の長さが2㎝を切ると早産のリスクが10倍になるといわれているのですが、妊娠8カ月ぐらいで1㎝ちょっとになってしまったんです。 すぐに入院ということになり、上の子どもをどうするか困っていたところ、医師の診断書があれば保育園に入れることになって。実家が遠いこともあり、事前に役所の窓口に相談に行き、第2子の産前・産後の2カ月は上の子は保育園で預かってもらえると聞いていたので、すぐに申請することができました。 その後も、夫が間に合わないときは市のサポート事業で紹介された方に、保育園のお迎えをお願いしたことも。地域によって体制は異なるとは思うのですが、行政がこんなに助けてくれるんだと驚きました。40代で2人の子どもの出産・育児は時間も体力も消耗するので、リサーチして情報を集めておいて、無理せず頼れるものには頼っていいのかなと思います」 この年齢の出産ならではのよかったことはありますか? 「お金に関しては、独身時代に長く働いてきた貯蓄があったので、不妊治療ができたと思います。必要以上にお金の心配をすることなく、治療に専念できたのはよかったなと。今も子どもの習い事などは、そこまで予算を気にせずにチャレンジさせることができていますね。 ただ、年齢を重ねているから落ち着いて育児ができるかというと、私はそうではないなと。大きく構えるなんて全然できなくて、やんちゃで言うことを聞かない子どもたちにイライラすることも。体力勝負でもあるので、まずは自分が病気にならないように、ストレスをためずに、体調に気をつけていきたいと思います」