41歳で初産、43歳で第2子出産【LEEメンバーミノワさんの体験談】30代半ばで高齢出産を見据えて検査を
「40代の出産」リアルStory
一般的には35歳以上の初産が高齢出産と定義されていますが、最近では40代での出産も増加傾向に。そこで、実際に40代の出産を経験した読者にインタビュー。40代ならではの大変さや、年齢を重ねたからこそのよかったことなども聞きました。
41歳で初産、43歳で第2子出産:30代半ばで高齢出産を見据えて検査を。妊娠できる状態か調べました
●LEEメンバー ミノワさん(46歳) 夫、5歳の息子、3歳の娘の4人家族。専業主婦。20代から病院に勤務していたが、時間が不規則なため不妊治療中に退職し、現在も育児に専念。
不妊治療を経て妊娠 染色体異常の検査に悩んだ
ミノワさんは、30代半ばで本格的に婚活を始める前に、婦人科で検査を受けたと言います。 「すでに高齢出産になる年齢だったので、自分が妊娠できる状態なのかを知っておいたほうがいいかなと思い、AMH検査(卵巣に卵子がどのくらい残っているかを調べる検査)を。年相応の値で、低くなってきているという結果でした。その後、夫と出会い、39歳でお互いに結婚の意思が固まった折に、すぐに不妊治療を開始。早めに検査をしていたから、すぐに治療に踏み出せたのかもしれません。 最初の半年間ほどはタイミング法を試したものの授からず。夫の転勤や治療に専念したい思いもあり、当時の仕事を辞めて転院し、体外受精にステップアップを。治療を始めて約1年半後、2回の採卵を経て4回目の体外受精で第1子を授かることができました」 妊娠中に最も悩んだのが、“染色体異常の検査を受けるかどうか”ということ。 「40代での出産ということで、染色体異常の確率が高くなるということはわかっていたので、初期と中期のスクリーニング検査を病院にお願いしました。通常の妊婦健診で行う超音波検査よりも、より詳しく赤ちゃんの状態を調べる検査で、そこで異常がなかったので羊水検査などの詳細な検査には進みませんでした。検査をするのもリスクが伴うので、この選択は悩みましたね。 その後も年齢のこともあり夫婦ともに心配で、夫がいろいろとリサーチをしてくれました。妊娠週数と、その時期の子どもの頭や足の大きさの平均値があるのですが、それと健診でわかったおなかの子のサイズを比べたりして。胎盤がおなか側にあったからか、胎動が静かだったりもして不安が尽きなかったのですが、無事予定日に出産することができました」