都市部沿岸の海底走る活断層 “危険度最高ランク” 「能登半島地震と似た津波のおそれ」と専門家 「西日本は南海トラフ地震直前の“地震活動期”」 足元に潜むリスクとは【全国の活断層(Sランク)一覧】
京都大学防災研究所地震災害研究センター 西村卓也 教授 「地震動の周期が建物にどれだけダメージが与えるかいうのが決まってて、木造家屋ですと周期1~2秒ぐらいの波が一番被害を与えやすいと言われていますし、それより高い高層建築になってくると、もうちょっと長い周期2~3秒というような周期の方がダメージを与えやすいことが知られています。 京都大学防災研究所地震災害研究センター 西村卓也 教授 「今回、内陸の能登半島の地震は非常に木造家屋の被害が大きくて同じ震度6強でも例えば東日本大震災ではそれほど木賊家屋には被害がなかったというようなこともある。これは地震の、震源から出る揺れのタイプと、地下の地盤の両方が絡まってどういう周期の揺れが卓越するかで変わってくる。 京都大学防災研究所地震災害研究センター 西村卓也 教授 「特に内陸直下型の地震では比較的周期の短い木造家屋に被害を与えるような波も出やすい傾向があって、プレート境界地震は比較的震源が遠いので短い波が減衰して被害が抑えられることもありますので、単純に震度だけで被害を議論することはできませんから、やっぱり直下型地震とか、プレート内地震もそうですけど、プレート内地震も比較的、短い周期の波が出やすいと言われているので、色々と想定して備えてほしい。」
中国放送