元日本代表DF槙野智章さん 現役最後の地・神戸で12月に引退試合 『槙野祭り』で「ワッショイ!」
サッカー・J1のヴィッセル神戸は29日、2022シーズンをもって現役を引退した元日本代表DF槙野智章さん(現・ヴィッセル神戸エバンジェリスト)の引退試合を、12月14日(土)にノエビアスタジアム神戸で開催することが決まったと発表しました。この一戦では、「MAKINO JAPAN」と「KOBE STARS」にわかれて対戦が行われます。 【写真】槙野智章さん、J1神戸エバンジェリストとしての活動のようす 広島県広島市出身の槙野さんは、闘志あふれるディフェンス、鍛えぬいた身体能力をいかしたプレーが特長のセンターバックで、得点力のある超攻撃的DF=「DFW」としても脚光を浴びました。また、明るいキャラクターも兼ね備えるJ屈指のエンターテイナーは、“槙野劇場”と言われる様々なパフォーマンスなどでもファン・サポーターを魅了しました。 キャリアとしては、アカデミーを過ごしたサンフレッチェ広島でプロ入り後、ケルン(ドイツ)でのプレーを経て、浦和レッズでは10シーズンにわたって活躍。2022年にはヴィッセルに移籍し、このシーズンが現役ラストイヤーとなりました。 一方で、ヴィッセル時代はラジオ関西の番組でパーソナリティーも務めるなど、現役のときから積極的な発信も行ってきた「お祭り男」は、引退後も解説者、メディア出演などでひくてあまたの存在に。ヴィッセルのエバンジェリストとしてクラブの魅力の発信役も担っています。さらに、神奈川県社会人サッカーリーグ1部の品川CCで監督を務めるなど、指導者としても奮闘しています。 槙野さんはヴィッセルを通じて引退試合決定についてコメントを発表。「この開催に向けてヴィッセル神戸と密に話を進めていき、形となり改めて感謝の気持ちでいっぱいです。サッカー選手を引退して2年。サッカーを愛するファン、サポーターの皆さんに槙野らしいやり方で、槙野らしい伝え方で、引退試合をやります。メンバー、演出、皆さんに喜んでいただけるような最高級のエンターテイメントを提供し、この日は『槙野祭り』としてどデカい花火を打ち上げたいと思っています。当日皆さんとスタジアムでお会いできる事を楽しみにしています。皆で一緒に盛り上がりましょう! ワッショイ!」と、熱い思いを語っています。
ラジオ関西