フルメタルのG-SHOCKにブルーを効かせた新モデルが登場──GQ新着ウォッチ
もはや定番といってもいいメタルケース&ブレスレットのG-SHOCKに鮮やかなブルーを纏った新作2モデルが登場した。 【写真の記事を読む】新作のフルメタルG-SHOCKの全貌をチェック
外装に合うメタリックなブルー
G-SHOCKの人気モデルであるフルメタルモデルに、鮮やかなブルーカラーをアクセントにした新作2本が加わる。八角形が特徴的なGM-B2100ADは文字盤に、GMW-B5000Dはダイヤルの外周部のガラス面にブルーを蒸着で施すことで、外装のメタルの質感と調和するカラーリングを実現。上品で大人っぽい佇まいゆえ、スーツにも最適なG-SHOCKだ。 ベゼルとブレスレットはヘアライン、ベゼルの斜面とラグは鏡面と異なる仕上げを施し、さらにメタリックなブルー文字盤やインダイヤルを備えることで、全体的にかなりシャイニーで爽やかな見た目になっている。GM-B2100ADの文字盤は2枚で構成されており、インダイヤルと液晶部では異なる仕上げを施す。また文字盤だけでなく立体的なインデックスや小針にも蒸着処理を施すことでダイヤル全体にメタリックな質感を加味し、外装のメタルと調和させている。インダイアルリングの微細な挽き目やメタリックブルーなどの加工は、山形カシオの精密金型技術により実現したという。 ■G-SHOCKの名に恥じない耐衝撃性能 ステンレス製のベゼルとケースの間には、レジン製の緩衝材を搭載し、初期タイプのG-SHOCKから続く耐衝撃構造を、メタルの外装でも実現した。ストラップの接続部は3本足構造にし、連結部に加わる衝撃を分散。メタルブレスレットにはディンプル加工を施すことで、樹脂のストラップデザインを踏襲している。ベセルとケースは、手間のかかる鍛造、切削、研磨加工を経て、重厚かつ力強いフォルムを成形している。 ■暗所での視認性も確保 高精度なダブルLEDライトもしくはフルオートLEDバックライトを備え、暗闇でも異彩を放つ。またGMW-B5000DはBluetooth®搭載の電波ソーラーで、正確な時刻を刻む。 これまでさまざまなカラーリングで登場しているG-SHOCKのメタルシリーズ。インデックスがマルチカラーになっているものや、ブラックメタルにレインボーカラーを纏ったものなど遊び心溢れる充実したラインナップだが、今回発売されるブルーモデルは、最も大人っぽくビジネスにもカジュアルにも使いやすいモデルと言えるだろう。ともに4月発売予定で、限定とはなっていないが、かなり人気が出ることが予想されるので、続報もチェックしよう。 「GM-B2100AD-2AJF」8万8000円 2024年4月発売予定 「GMW-B5000D-2JF」8万4700円 2024年4月発売予定
編集と文・遠藤加奈(GQ)