オールブラックスXVのスコッド29名を発表。数名は日本戦に出場の可能性。
11月にヨーロッパに遠征しアイルランドのクラブチーム、マンスターおよびジョージア代表と対戦するニュージーランドのセカンドチーム「オールブラックスXV」が29名のスコッドを10月8日に発表した。 今回のスコッドはスコット・ロバートソンHC率いる国代表チームのオールブラックスとクレイトン・マクミランHCを筆頭にしたオールブラックスXVそれぞれのコーチンググループの共同作業として選手選考がおこなわれた。 スーパーラグビー2024シーズンMVPのFL/NO8ホスキンス・ソトゥトゥをはじめ、今夏のザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)に出場したSOハリー・プラマーらオールブラックスとしてテストマッチに出場した経験を持つプレーヤー10名が選ばれている。TRCスコッドに選出されていたが、今月7日に発表されたオールブラックスの日本・欧州遠征スコッドからは外れていたSHノア・ホザムは「オールブラックスXVに入る」とスコット・ロバートソンHCから事前に予告されていた。 オールブラックスXVは10月26日(NPC:国内選手権ファイナリストは27日)にアイルランドに出発する。スコッドのうち数名は日本に遠征するオールブラックス本隊に合流するため一足早く出国し、オールブラックスの一員として10月26日の日産スタジアム(横浜)での日本代表戦の試合登録メンバーに入る可能性がある。 日本戦後はオールブラックスXVに合流し、11月3日のマンスター戦、11日のジョージア代表戦に臨む。 セレクターのクレイトン・マクミランHCは、「選出された選手たちにおめでとうと言いたい。選手とワナウ(マオリ語で家族の意)にとって、この国を代表する特別な瞬間だ」と祝辞を述べた。 オールブラックスのスコット・ロバートソンHCは、「オールブラックスのコーチンググループとして、選手たちが北半球で異なるプレースタイルのチームを相手に力を試し、チームの結束を迅速に築き上げることを楽しみにしている」とコメントしている。