【ABC特集】こげたフライパンも、誰が描いたかわからない絵も買い取ります! 「なんでも買取」を掲げる「エコリング」は一体どこまで買い取ってくれるのかノゾキ見
買い取った商品が集まる尼崎倉庫に潜入
買い取った商品は兵庫県尼崎市にある倉庫に一旦集められます。1600坪の巨大な倉庫に数十万点もの商品が集結。大掃除が始まるこれからの時期は、足の踏み場がないほど買い取った品々で埋め尽くされるそうです。
(販売企画部・山根裕貴主任) 「こげたフライパンとか、ここまでになると買い換えると思いますが、エコリングでは1個でも買い取ります。やかんもフタがなくても、へこんでいても、全然大丈夫です」
(記者)「すでに絵がかかれているキャンバス。どなたが書かれた絵か分からないですが」 (山根主任)「これも買い取りさせてもらっています。何でも買い取っています」
そして、倉庫の奥には・・・馬車の車輪も。 (山根主任)「店舗では買い取ったのではなく、この倉庫で業者から買い取った商品です」 (記者)「売れるんですか?」 (山根主任)「業者に買ってもらえるケースもありますし、海外に輸出することもあります」 集められた商品は国内の業者に直接販売するほか、自社で運営する業者向けのオークションでも売却します。
エコリングは海外にも22店舗
(山根主任)「海外向けの商品もありまして、和風な雰囲気のものですね」 (記者)「ランドセルもあるんですね?」 (山根主任)「年季の入ったランドセルです」 日本人形やおもちゃなど、そのまま活用できる商品はタイやシンガポールなどへ輸出されます。エコリングは2010年にタイへ進出したことを皮切りに、東南アジアを中心に海外で22店舗を展開。現地での買い取りや、日本からの商品を販売しています。 (山根主任)「日本の品質がいいということで『ユーズドインジャパン』として海外の方に安心感を与えると言うこともありますので人気です」
ノーブランドでもまったく問題なし
“何でも買い取る”がモットーのエコリング。続いて店にやってきた女性が持ち込んだのはノーブランドの洋服14点。 (鑑定士)「最初の10点が300円、残りが4点で20円、合計320円で買い取りとなります」 女性はこの日が2回目の来店で、洋服を「10点300円で買い取り強化中」と知り、再び訪れたとのこと。 (女性)「家の整理を年末に向けてしようかなと思ったのと、本来だったら捨てるものだったので、お金に替わってよかったです」