結婚式の「お呼ばれドレス」の使いまわしはマナー違反ですか? ご祝儀で出費がきついですが、参加者が数か月前の式と同じメンバーなので悩んでいます…
結婚式や披露宴にお呼ばれすることはうれしいことですが、ご祝儀や交通費などで出費がかさんでしまいがちです。新しいドレスを購入するお金を惜しんでしまうという人も多いのではないでしょうか。 ▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反? 結婚式や披露宴に参列するためのお呼ばれドレスは、使い回しても良いのでしょうか? 本記事では結婚式のお呼ばれドレスの使い回しが、マナー違反になるのかどうかを解説します。
お呼ばれドレスの一般的なマナー
結婚式へお呼ばれする際、一般的に以下の服装は避けるのがマナーであると言われています。 ・真っ白な服装 ・毛皮やアニマル柄、ファーが使われている服装 ・露出度が高い服装 ・カジュアルすぎる服装 結婚式において白色は、“花嫁の色”とされているためNGです。毛皮やアニマル柄、ファーが使われている服装は、殺生を連想させるため結婚式にはふさわしくないとされています。結婚式はフォーマルな場ですので、露出が高い服装やデニムなどカジュアルすぎる服装は避けましょう。 気を付けるべきなのはドレスだけではありません。結婚式では足の指を隠すのが正装と言われているため、オープントゥの靴は避けるべきといったマナーや、肌色のストッキングを着用するべきといったマナーもあります。
ドレスの使い回しはマナー違反になる?
お呼ばれドレスの使い回しをしてはいけないというマナーはありません。参列しているメンバーが違っていれば、ドレスが使い回しであるかどうかなんて分かりませんし、数回着ただけ、また着用する期間が空いていればドレスの使い回しに気付かれないことも考えられます。 しかし、同じドレスを何度も使い回したいけれど周囲にバレてしまいそうで気になる、写真を撮るから恥ずかしい、という人もいるでしょう。そうであれば、ストールやジャケットで全体の雰囲気を変えてみることや、アクセサリーやカバンなど小物で変化をつけるのがおすすめです。
ドレスをレンタルすることもできる
結婚式や披露宴に参列する機会が少ない人や、毎回違うドレスで結婚式に参列したい人はドレスのレンタルがおすすめです。お呼ばれドレスは新品で購入すると1万5000円~2万円ほどの費用がかかりますが、レンタルなら1回5000円~8000円ほどで借りられます。 レンタルはドレスに合ったかばんや靴など、結婚式参列に必要な小物を一度にそろえることができます。着用後は返却するので、ドレスの保管場所に困らないのもレンタルのメリットと言えるでしょう。 ドレスレンタルは、実店舗を運営している会社やオンラインで完結するタイプなどさまざまですので、家にいながらドレスを選びたい人、試着してからドレスを借りたい人などニーズに合わせて選べます。 靴やかばんは使い回してドレスだけレンタルするなど、予算に合わせて購入とレンタルを使い分けるのも良いですね。
お祝いする気持ちが大切
結婚式のお呼ばれドレスを使い回してはいけないというマナーはありません。大切なのは新郎新婦をお祝いする気持ちです。 ドレスを毎回新調していても、結婚式や披露宴でつまらなさそうな態度を取っていれば新郎新婦にとって“失礼なゲスト”になってしまいますし、服装にこだわりすぎて結婚式を楽しめないのはもったいないでしょう。 同じドレスでも、小物を追加したりアクセサリーを工夫したりすることで、雰囲気を変えられます。ドレスのレンタルもうまく活用してみましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部