米キリスト教系学校で銃撃事件…「3人死亡、容疑者は女性」
米ウィスコンシン州のある学校で銃撃事件が起き、容疑者を含め3人が死亡し、6人が負傷した。 【写真】警察の護衛を受けながら避難している生徒たち 警察の発表とニューヨーク・タイムズ(NYT)など米メディアの報道によると、16日(現地時間)午前11時ごろ、ウィスコンシン州の州都マディソンにあるアーバンダント・ライフ・クリスチャン・スクールで銃撃が発生した。 警察は、死亡者3人のうち銃撃容疑者も含まれており、警察が現場に到着した時、容疑者がすでに死亡した状態だったと説明した。負傷者6人は近くの病院に運ばれ治療を受けている。一部は危篤だという。 警察はまだ容疑者の年齢と身元を明らかにしていないが、該当学校に在学中の未成年者だと言及した。CNNは容疑者が女性だと伝えた。 アーバンダント・ライフ・クリスチャン・スクールは、生徒数が約400人規模のキリスト教系私立学校だ。幼稚園から高校まで統合過程で運営されている。 死亡者と負傷者の中には幼い生徒と教師も含まれていると警察は説明した。 クリスマス連休をわずか1週間後に控え、10代の生徒だけでなく、幼稚園児と小学生まで同じ空間で生活する宗教団体運営の私立学校で銃撃事件が発生し、米国全域が衝撃に包まれた。 米ウィスコンシン州のトニー・エバーズ知事は声明を出し「今回の事件を綿密に見守っている」とし、「より多くの情報を待っている間に子供たちや教師、学校コミュニティ全体のために祈り初動対応者に感謝を表わす」と話した。 ホワイトハウスは、バイデン大統領が銃撃事件に対する報告を受けており、ホワイトハウス関係者たちがマディソン市地方政府関係者と連絡を取り、必要なすべての支援を提供していると明らかにした。 ロイターによると、今年に入って米国全域では計322件の学校銃事件が起きた。昨年(349件)に続き、歴代2番目に大きい規模だ。