【京都金杯】6番人気サクラトゥジュールが重賞2勝目 短期免許の女性騎手キング「勝負強い脚を見せてくれた」
「京都金杯・G3」(5日、中京) 短期免許で来日中の女性騎手・キング騎乗の6番人気サクラトゥジュール(騸8歳、美浦・堀)が、2025年の開幕重賞を制覇。昨年2月に同コンビで制した東京新聞杯以来、2つ目の重賞タイトルを手に入れた。 【写真】前田敦子が中京競馬場に キングを祝福する姿がもう女神 スタートを五分に出ると道中は後方を追走。直線では前が壁になりながらも、鞍上のステッキに応え、馬群を力強く抜け出した。2着に首差で4番人気のウォーターリヒトが入り、さらに首差の3着に2番人気のロジリオンが入った。勝ちタイムは1分33秒5(良)。3連単は6万9740円の万馬券となった。 殊勲のキングは「この馬とコンビを組めてとてもうれしいです。本当に強い力を見せてくれて、一緒に重賞を獲ることができて非常にうれしい。去年勝った時と同じようなプランが頭に入っていたので、同じように前半は馬がリラックスして、最後は勝負強い脚を見せてくれました」と相棒をたたえる。「レース前もいい意味で気合が入っていましたし、8歳でもまだまだ元気です。また来日できて、JRAで騎乗できて本当にうれしいし、ありがたいです。この勝利もファンのおかげです。これからもよろしくお願いいたします」と、関係者やファンに力強くメッセージを送った。