西武鉄道とシンガポール政府観光局がコラボ。創作シンガポール料理を楽しむ、52席のみのレストラントレイン運行
秩父の四季を表現した特別列車は4両編成、内装にも注目 「52席の至福」という企画は、西武鉄道とシンガポール政府観光局の、それぞれの思いが通じ合って生まれました。 それというのも、シンガポールの人々にとって、日本は最も人気のある海外渡航先のひとつ。しかし、西武鉄道は東京だけでなく沿線の代表的な観光地である秩父にも足を運んでもらいたいという願いをもっていました。そしてシンガポール政府観光局は、「52席の至福」で楽しむシンガポール料理をきっかけに、日本の人々にもシンガポールを訪れてほしいと考えました。 こうして、西武鉄道とシンガポール政府観光局は相互の観光誘致を目的に「52席の至福×シンガポール政府観光局」を実現させたのです。
電車の外装と内装デザインは、建築家の隈研吾氏によるもの。外装には、自然豊かな秩父の四季が描かれています。1号車は多目的スペース、3号車はライブキッチンで、レストランは2号車と4号車。2号車の天井には柿渋和紙、4号車の天井には西川材が使われるなど、沿線の民芸品や地産木材が取り入れられています。全体的に落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと美味を楽しみながら、特別な時間を過ごせます。
運行スケジュールや予約は西武鉄道のウェブサイトで。旅行代金には、乗車チケット、西武線1日フリーきっぷ、コース料理代金、お土産、諸税が含まれています。2025年1~3月期のディナーコースに乗車するとシンガポールのホテル宿泊券やスクート往復ペア航空券が当たる抽選会も。ディナーコースは夕方西武秩父駅発で、発車時刻は季節により変わります。