立浪竜"二遊間改革"の主役候補!怪我から復帰した田中幹也が2年目の逆襲に向けた胸中を激白
竜のレジェンド・荒木雅博氏の田中選手評
この日のスタジオ解説は去年までドラゴンズの内野守備コーチを務めた荒木雅博さん。田中選手を実際に指導していた経験も踏まえて、田中選手への期待と課題を話しました。 ―コーチ時代に田中選手に教えていたことは? 荒木氏「あんまり深いところまで教えるほどの期間が無かったので。去年は3月の序盤でケガをしてしまいましたから。基本的なことやスピードがありすぎてボールに衝突しすぎちゃうところは変えていこうねという話はしていましたね」 ―荒木さんが田中選手に期待する数字の『試合数100』については 荒木氏「『試合数100』については80試合がスタメンで。あとの20試合は代走や守備で活躍してほしいというところです」 ―「打率2割7分」について 荒木氏「結構難しい数字になるとは思うんですけど、田中君のバッティングだったらいけるんじゃないかと」 ―「盗塁20」について。ドラゴンズではなかなか達成されていない数字の理由は? 荒木氏「盗塁ができなくなってる理由としては他のチームの牽制や投げるときのフォームのクセをすぐに直してきています」 ―脱臼をした田中選手が帰塁するときは手、それとも足? 荒木氏「足からだと思います。恐怖感は絶対に残っていると思うので、20盗塁という数字は厳しいかもしれませんが期待を込めて20盗塁いってほしいなと思っています」
イチ視聴者(筆者)の番組感想まとめ。 2024年シーズン、新たな不動の二遊間誕生は間違いない!
今週のサンドラを観た感想…。昨シーズン、ドラゴンズが2年連続最下位に沈んだ原因のひとつとして田中選手の離脱、不在が大きく関係していたと筆者は勝手に思っています。侍ジャパンとの壮行試合でも見せてくれたように田中選手の走攻守のプレーすべてにおいてチームを変えてくれる、良い方向に導いてくれるという大きな期待感を抱かせてくれるものでした。だからこそ実績はなくても未知数の可能性を秘めた田中選手の"穴"はとてつもなく大きなダメージだったと思います。立浪監督が阿部選手と京田選手のトレードをしてでも新しい二遊間を作ろうとする思い切った改革は、昨シーズン二遊間のどちらかでもモノになっていればチームの成績は違ったものになっていたのではないでしょうか。 さて今シーズンの二遊間といえば、田中選手の同期である村松選手が一歩、二歩ライバルをリードしている様相。田中選手も負けじと去年以上のアピールをここから期待したいです。新たな二遊間の誕生がドラゴンズの暗黒期脱却、新時代の幕開けとなる―。2024年がその時です! (このコラムを書いたのは…サンドラ視聴歴約30年の40代竜党)
CBCテレビ