【JBCスプリント】タガノビューティーが大激戦制し待望の重賞初VをJpnIで飾る! 石橋脩騎手「思い残すことは無いぐらいうれしいです」
11月4日(月・祝)の佐賀10Rで行われた第24回JBCスプリント(3歳以上オープン、JpnI、ダート・右1400メートル、定量、12頭立て、1着賞金=8000万円)は、石橋脩騎手の4番人気タガノビューティー(牡7歳、栗東・西園正都厩舎)が中団追走から向こう正面半ばでまくり気味に外を回って進出。直線では抜群の伸び脚を見せ、最後は内のチカッパ(1番人気)との競り合いをハナ差制してV。7歳でキャリア38戦目、待望の重賞初制覇をJpnIで飾った。タイムは1分26秒8(良)。 2着からさらに1馬身半差遅れた3着に兵庫のアラジンバローズ(7番人気)が入り、昨年の覇者イグナイターは4着に敗れた。 JBCスプリントを勝ったタガノビューティーは、父ヘニーヒューズ、母スペシャルディナー、母の父スペシャルウィークという血統。北海道新冠町・(有)新冠タガノファームの生産馬で、馬主は八木良司氏。通算成績は38戦8勝(うち地方7戦1勝)。重賞は初勝利。西園正都調教師、石橋脩騎手ともにJBCスプリントは初勝利。 ◆石橋脩騎手(1着 タガノビューティー)「勝ちたい気持ちのあまり少し2着馬を押しちゃってきれいな競馬ではなかったですが、とにかく勝ちたかったです。行きっぷりはどうなのかなと、手応えがあるなら思い切って乗ろうと思っていました。きょうは前向きで気持ちを途切れさせずに走ってくれたんで、あとはしのいでくれと思っていました。うまく乗っていればタイトルを取れていたんでしょうし、西園先生、オーナーの理解があって乗せ続けてくれて励ましてくれて、毎日お世話をしてくれている桜井さんや山本さんも一生懸命やってくれて感謝しかないです。なにより、きょうも一生懸命に走ってくれたタガノビューティーにありがとうと思っています。思い残すことは無いぐらいうれしいです」