【MLB】ヤンキースがアストロズとの開幕4連戦をスイープ 9回表にソトが決勝タイムリーを放つ
【ヤンキース4-3アストロズ】@ミニッツメイド・パーク
強豪アストロズを相手に開幕3連勝を飾ったヤンキースは日本時間4月1日、4連戦の最終戦に4対3で勝利。同点で迎えた9回表にフアン・ソトが決勝タイムリーを放ち、2003年以来21年ぶりとなる開幕シリーズのスイープを完成させた。ヤンキース4番手のニック・バーディが今季初勝利(0敗)をマークし、5番手のクレイ・ホームズは3セーブ目を記録。アストロズ4番手のジョシュ・ヘイダーはソトに決勝タイムリーを献上し、今季初黒星(0勝)を喫した。 【動画】ヤンキースのフアン・ソトが決勝タイムリーを放つ(MLB.comより) クラーク・シュミット(ヤンキース)とJ・P・フランス(アストロズ)の両先発で始まった一戦は、2回表にホセ・トレビーノのタイムリーでヤンキースが先制。3回裏にホセ・アルトゥーベの1号ソロで追いつかれたものの、4回表にジョン・バーティが勝ち越しタイムリーを放ち、5回表にはアーロン・ジャッジの犠飛でリードを広げた。6回裏にカイル・タッカーのタイムリー二塁打などで3対3の同点となったが、9回表二死2塁からソトのタイムリーで勝ち越しに成功。これでアストロズ戦は昨年9月から7連勝となった。 開幕4連敗となったアストロズは、開幕前から懸念されていたブルペンの不安が露呈。ヘクター・ネリス、フィル・メイトン、ライン・スタネックの退団で層が薄くなり、開幕シリーズでは勝ちパターンを担うはずのブライアン・アブレイユやライアン・プレスリーが失点を重ねた。そして、4連戦の最終戦では補強の目玉であるクローザーのヘイダーが決勝タイムリーを献上。ブルペンの早期立て直しが実現しなければ、7年連続で少なくともリーグ優勝決定シリーズまで進出している強豪は思わぬ苦戦を強いられることになるかもしれない。