【MLB】エンゼルスが開幕3戦目で今季初勝利 デトマーズら投手陣が好投 初回にウォードが先制弾
【エンゼルス4-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
開幕2連敗スタートとなったエンゼルスは日本時間4月1日、オリオールズとの開幕3戦目に4対1で勝利。2回表までに4点を先行すると、投手陣は3人のリレーでオリオールズ打線をわずか3安打に封じ、今季初勝利を挙げて3連戦の被スイープを回避した。エンゼルス先発のリード・デトマーズは5回2安打1失点の好投で今季初勝利(0敗)をマークし、3番手のカルロス・エステベスは今季初セーブを記録。オリオールズ先発のタイラー・ウェルズは6回5安打4失点(自責点3)で今季初黒星(0勝)を喫した。 【動画】エンゼルスのテイラー・ウォードが2号先制2ランを放つ(MLB.comより) 開幕から2試合連続の大量失点を喫したエンゼルスは、2戦目の終了後にロン・ワシントン監督がチーム・ミーティングを招集。その効果があったのか、3戦目は引き締まった試合となった。初回にテイラー・ウォードの2号2ランで幸先よく先制すると、2回表にもザック・ネトのタイムリーなどで2点を追加。先発のデトマーズは2回裏二死満塁から押し出し四球で1点を失ったが、5回2安打1失点と好投し、2番手のホセ・ソリアーノが3イニング、クローザーのエステベスが1イニングを無失点に抑えて4対1で勝利した。 試合後、ワシントン監督は「今日は序盤に先制できたし、そのあとはデトマーズがいい仕事をしてくれた。ソリアーノとエステベスもよかった。勝つためにやるべきことをすべてやったと思う」とコメント。「早めに先制したいと思っていたが、その通りになった。リードを奪い、踏ん張ることができた」と試合を振り返った。開幕2連敗のあと、「大事なのは162試合を戦い抜くこと」と選手たちにエールを送ったワシントン監督。まずはエンゼルスの指揮官としての初勝利を手にした。