小池知事定例会見5月26日(全文1)新入札契約制度、6月26日公表案件から
蚊の問題について
それからまだございまして、蚊の問題でございます。蚊が媒介する感染症対策についてのお知らせでございます。こちらも1本動画を用意しております。1つ目の蚊の発生防止でございますけれども、6月を蚊の発生防止強化月間といたしまして、「やるし蚊ない」のキャッチフレーズで、ポスター、映像、ラッピングバスなどによりまして注意を促していこうというものでございます。リーフレットなども配布する予定でございます。 そして2つ目、あらら。2つ目、そうですね。2つ目の媒介蚊発生の早期探知でございますけれども、都立公園などの都内25施設において、蚊の発生状況や蚊のウイルス保有調査、これを実施してまいります。こういった地域ですね。 3つ目でありますけれども、発生時の感染拡大の防止でございまして、患者さんを早期に把握するための検査体制の確保、そして医療機関向けの研修会も開催するということでございます。それからさらに、患者情報に基づいて、ウイルスを保有する蚊の存在する可能性がある場所、これをホームページで公表いたしまして、注意を促すということでございます。 これも私自身、環境大臣時代でございましたけれど、デング熱、前に代々木公園で発生したことで大変な騒ぎになりましたけれども、あの十数年前のときにこれから地球温暖化によってデング熱の北緯がだんだん上がっていくんじゃないかということで、そのときに備えた対策をどうしようかといって防止策を作ったことを記憶しております。つまり、当時は来るかもしれないという準備でございましたけれども、実際に代々木公園のケースのように、もうその時代が来ているということでございます。皆さんのご協力いただかなければならないので、こういう動画を作りました。はい、どうぞ。 小池(VTR):蚊が発生する季節です。蚊は小さなたまり水でも発生し、デング熱やジカ熱などを引き起こすことがあります。皆さんの身の回りに植木鉢の受け皿や雨ざらしのバケツ、空き瓶などはありませんか。蚊が発生しないようにするためには、こうしたたまり水を身近なところからなくすことが大切です。都民の皆さん1人1人のご協力が必要です。「やるし蚊ない」。よろしくお願いします。 小池:ということで「やるし蚊ない」。どうぞ皆さんも身の回りをちょっと確認していただければと、このように思います。