「国産のそば粉が不足していた」外国産を混ぜたそば粉を国産と偽り販売か…経営者ら逮捕
MBSニュース
外国産を混ぜたそば粉を国産と偽って販売していたとして、大津市のそば製粉会社の経営者らが逮捕された事件をめぐり、経営者らは「国産そば粉が不足していたため」などと話しているということです。 大津市の製粉会社「山本そば製粉」の会長・山本宗五郎容疑者(76)と弟で社長の山本健二容疑者(71)ら3人は、中国産やアメリカ産と国産を混ぜたそば粉約10kgを「純国産そば粉」などと偽って表示し大阪府内の会社に販売、代金を受け取ろうとした疑いがもたれています。 山本そば製粉は全国の飲食店など約5000社と取り引きがあり、県の立ち入り検査の結果、産地を偽装したそば粉を今年3月までの4年間で約70トン販売していたということです。 宗五郎容疑者・健二容疑者らは県の聞き取りに対し、「国産のそば粉の需要に対して入荷した国産のそば粉が不足していたため」などと話しているということです。
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