明治大馬術部の創部105周年祝賀会に〝初老JAPAN〟が参加
明治大学体育会馬術部創部105周年の祝賀会が23日、東京都港区の明治記念館で行われた。同校の大学関係者や久保田貴士調教師、高柳瑞樹調教師、池添学調教師ら馬術部出身者はじめ、約150人が出席した。 また、〝初老JAPAN〟としてパリ五輪総合馬術団体で銅メダルを獲得した明大馬術部OBの大岩義明、戸本一真、北島隆三の3選手と、田中利幸選手の4人が登壇。1932年ロサンゼルス五輪の西竹一氏以来、92年ぶりのメダル獲得をたたえた。 馬術部駿台会会長の久保田調教師は「馬術競技では92年ぶりとなるメダル獲得という快挙を成し遂げ、銅メダリスト4人のうち3人が明治大学出身者でした。このパーティーで後輩たちの偉業をみなさんと一緒にお祝いできることはうれしいです」と話した。 ◇ ◆大岩義明選手「105周年の歴史の中で(明大馬術部の)部員であったことを喜びに感じます。またしっかりと体制を作って、馬術界のために貢献できればと思います」 ◆戸本一真選手「これだけ馬術に注目してもらえるのはありがたいです。偉大な先輩方に少し近づけたかなと思います。私も後輩にも憧れ続けられる先輩になれるように頑張ります」 ◆北島隆三選手「馬術部の歴史を感じますし、頼もしい先輩方がいることが心強いです。(五輪で見た)この景色を次の世代へ伝えていくのも僕たちの義務だと思います」 ◆田中利幸選手「普通なら会えない方々と会えて良かったです。チーム一丸となってやってきた結果です。有馬記念の誘導では、お客さんの歓声や熱気がすごくて楽しめました」