45歳の高校教師です。同級生が民間企業で「部長」に昇進したのですが、年収はいくら高くなるのでしょうか?
企業規模によって部長の年収は異なる!
同級生が部長に昇進したからといって、高校教師よりも年収が高くなるとは限りません。民間企業の部長の年収は、勤務先によって大きく異なります。例えば企業規模別に45歳の平均年収を比較すると以下の通りです。 ・企業規模計(10人以上):954万6200円 ・1000人以上:1232万8800円 ・100~999人:977万8100円 ・10~99人:754万1200円 上記のように45歳の部長でも、企業規模によって平均年収は幅が広く、478万7600円の差があることが分かります。同級生が大企業に勤めている場合は、部長に昇進することで年収1000万円を優に超えている可能性があるでしょう。一方で、小規模企業に勤めている場合は、高校教師よりも年収が低い可能性もあることが考えられます。
45歳で部長に昇進した場合の平均年収は954万6200円! ただし企業規模によって幅があるため一概にはいえない
一般的に課長から部長へ昇進すると、給料は月額で10万5200円、年間で計算すると126万2400円アップすることが分かりました。45歳で部長に昇進した同級生は、年収アップを喜んでいるでしょう。45歳の高校教師と部長の平均年収を比較したところ、それぞれ816万8700円と954万6200円で、部長の方が137万7500円高いことが分かりました。 しかし民間企業では、企業規模によって部長の年収に大きな幅があります。大企業に勤めている場合は年収が1000万円を優に超える可能性もありますが、小規模企業の部長の場合は高校教師よりも年収が低い可能性も考えられます。 出典 厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査の概況(14ページ) 職業情報提供サイト(O-NET)jobtag 高等学校教員 総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat)賃金構造基本統計調査/令和5年賃金構造基本統計調査 一般労働者 役職 表番号1 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部