トヨタ新型「ランドクルーザー」世界初公開! 斬新「横一文字ライト」&「装甲」採用のアーマード仕様! 洗練されすぎな「オーバーランド ヴィジョン」米で公開
「“アーマード”ランクル」初公開!
トヨタ車用の純正カスタムパーツなどを展開する「トヨタカスタマイジング&ディベロプメント」は2024年11月6日、米国・ラスベガスで行われる国際的なカスタムカーショー「SEMA2024」にて新型「MODELLISTA OVERLAND Vision Concept(モデリスタオーバーランドヴィジョンコンセプト)」(以下新型オーバーランド)を世界初公開しました。 【画像】超カッコイイ! トヨタ新型「ランドクルーザー」を画像で見る(88枚) 同車は、トヨタ「ランドクルーザー250(米国名:ランドクルーザー)」をベースとしたモデルです。
ランドクルーザーは、1951年に登場した通称「トヨタ・ジープ(BJ型)」を起源にもつ本格四輪駆動車。約170の国と地域で販売されるグローバルモデルへと成長しています。 そんなランドクルーザーには、現在は大きく分けてフラッグシップの「ランドクルーザー300」、実用重視のヘビーデューティー系の「ランドクルーザー70」、中核的存在となるライトデューティーの「ランドクルーザー250」の3種が販売されています。 ランドクルーザー250は、日本では、ランドクルーザープラドの後継モデル的立ち位置ですが、米国ではランドクルーザー(200系)の後継モデル的立ち位置でランドクルーザーの名称を用いて展開されています。 そんなランドクルーザー250のプラットフォームには、ランドクルーザー300と同じ「GA-Fプラットフォーム」を採用、オフローダーとしての基本性能を高めています。 ボディサイズは、全長4925 mm×全幅1980 mm×全高1870 mmで、ホイールベースは2850 mm。 米国仕様のパワートレインは、日本では用意されない最高出力330馬力・最大トルク630Nmを発揮する2.4リッターターボエンジン+モーターのハイブリッドシステムを設定。 これに組み合わせるのは8速ATで、同パワートレインはランドクルーザー250の中で最もパワフルな“最上級版”の位置づけです。 そんなランドクルーザー250をベースに、新型オーバーランドを作り上げたのがトヨタカスタマイジング&ディベロプメントのカスタムパーツブランド「モデリスタ」です。 エクステリアは、モデリスタが「装甲外装」とするプロテクターのようなパーツが多数取り付けられ「装甲車」のような印象に。まさに“アーマードランクル”といった装いです。 フロントフェイスでは、ボンネット上にバータイプのイルミネーションを追加しワイド感を強調しているほか、フラッシャープロテクターや新たなデザインのバンパーが与えられ、ベース車から一変しています。 サイドでは、明るさや表面仕上げの異なるブラックアウトパーツが配され、頑丈な印象を強めているほか、下部には強靭で凹凸のある塗装を採用し、車体を傷から守る構造となっています。 リアには、フロント同様の印象をもたせるパーツと、ラダーを配置。本格的なオーバーランドを予感させる仕様としています。 なおモデリスタは、新型オーバーランドについて以下のように説明しています。 「モデリスタがオーバーランドスタイルにモデリスタ独自の世界観を落とし込んだコンセプトモデル。 米国の顧客ニーズや昨今の米国オフロードカスタマイズのトレンドに着目し、洗練されたデザインとオフロードでの機能性を両立させた当社としては新しいアプローチです」 またモデリスタは、そんな新型オーバーランドが「米国市場でのモデリスタブランドの可能性を探るというミッションを持っている」と明かしており、今回SEMA2024での反応次第では、今後はこれらのデザイン要素を米国向けラインナップに取り入れていく予定だとしています。 ※ ※ ※ SEMA2024は、11月8日(現地時間)まで開催される予定。新型オーバーランドに対して来場客がどのような反応を見せるのか注目です。
くるまのニュース編集部