民進党蓮舫代表が定例会見10月27日(全文1)連合との協力関係大切にしたい
民進党の蓮舫代表が27日午後3時から党本部で行われた。23日に投開票された衆院東京10区と福岡6区の補欠選挙では、野党として一本化した候補がともに敗戦。民進党としては蓮舫代表就任後の初の国政選挙での黒星となった。共産党からは共闘態勢が不十分だったとの声も出ていると報じられており、今回の補選に関する発言が注目される。 【中継録画】衆院補選で2敗 民進党蓮舫代表が定例会見
TPPの特別委員会が開催、核兵器禁止条約、交渉開始決議案の採択など
司会:皆さん、お疲れさまです。今日は3時半から、調査会の立ち上げに当たりまして、出席をさせていただく関係で、2時、ごめんなさい、3時25分ぐらいまでは限界になっています。冒頭、代表から発言をさせていただきます。よろしくお願いします。 蓮舫:はい、お疲れさまでございます。三笠宮崇仁親王が薨去(こうきょ)されました。今朝、このご訃報に接し、本当、心から深い悲しみを覚えています。心から、心からご冥福をお祈りすると同時に、哀悼の意を表したいと思います。殿下はスポーツやレクリエーション、本当に幅広い分野で、国民と親しく接してこられておりました。また古代オリエント史の研究家としても大変ご活躍をされておりまして、そのご見識によって中近東文化センターを設立されるなど、本当に国際親善の分野でも大変なご活躍をされておりました。殿下、皇居の悲しみ、国民の皆さま方にも広がっております、あらためてご冥福をお祈りさせていただきます。 さて、国会なんですが、本日衆議院でTPPの特別委員会が開催されています。ただやはり聞いておりますと、ずいぶんと強引な運営がなされているようであります。なぜここまでTPPの審議を急ぐのか、やはり私はまだ納得していません。一方で11月の4日に発効、11月の7日、COP22の締約国会議があります。もうすでにこの船にも乗り遅れているという汚名を挽回するためにも、参議院で審議も始まっておりますし、パリ協定、この審議を何よりも急ぐべきだとあらためて申し上げたいと思います。 現在行われています、国連総会におきましては現地時間の27日、核兵器禁止条約、交渉開始決議案の採択が行われる見通しと聞いております。外務大臣、きのう、われわれの、福山さんの質問に対しまして、現段階でまだ検討中という答弁をされています。唯一の被爆国としまして核兵器のない世界を実現するためにも、国際社会において主導的な役割を担うべきだと、われわれは考えております。で、今回の決議についても少なくとも反対という選択肢はないと考えています。オバマ、アメリカ大統領が広島をご訪問されました。また外務大臣も広島出身でありますし、核兵器のない世界へ一歩進んだ年になりましたので、この流れを着実なものにするためにも国際社会、日本が建設的な貢献をする役割を担うべきだと考えています。私からは以上です。 司会:はい、では質問などある方は手を上げて、お願いします。