小池都知事が定例会見1月29日(全文1)サステナブル・リカバリーを目指す
2月3日にワクチンチームのミーティング
そして私自身も今週、医師会や保健所に直接伺っているわけでありまして、そこでいろいろ意見交換も行ってまいりました。その際、私から提案いたしまして、ワクチンチームをつくりましょうと都医師会、そして区市町村、保健所、これらを結びながらワクチンチームをワンチームになってやっていきましょうということでお呼び掛けいたしまして、2月3日の午後、キックオフミーティングを行います。基本的にオンラインでの会議という形になります。都民の皆さんが安全な環境の下で安心して接種をしていただけますように、都、区市町村、医師会、一丸となって取り組んでまいります。 そして緊急事態宣言下にあるわけでありますが、今回は特に東京、埼玉、千葉、神奈川、この1都3県、連携してワンボイスで感染拡大に向けた取り組みを進めてきたということであります。緊急事態宣言の発出から3週間が経過しまして、それぞれの地域ごとの努力も、今いろいろな途中経過も出てきているところでありますので、あらためて1都3県でテレビ会議をこのあと実施いたします。引き続き1都3県、緊密な連携を面的に図っていくことによって効果を出していくということを、あらためて確認したいと思います。
医療従事者の方々への心遣いも共有したい
そして今、まさに感染を抑え込めるかどうかの分岐点だと何度も申し上げました。1都3県、そしてまた都民の皆さま、事業者の皆さま、全ての関係者の皆さまっていうか、全ての方々と、この意識を皆さんと共有していきたいんです。これをだらだら続けますか、それともここでもうひと頑張りして、そして早くこの中途半端な状況を脱していくのかということ。これまでの皆さんが努力をしてくださっているからこそ今、3週間目で少し明かりが見え始めているかなという状況ではありますけれども。それがみんなで、ああ、もういいんだとなると、これまでの努力が水泡に帰してしまうわけですね。あらためて、日夜、最前線で奮闘されている医療従事者の方々への心遣い、思い、これも共有してまいりましょう。 そして感染症なんです、これは。感染症だからこそもう一段、人の流れ、人の流れって人ごとじゃないんです。皆さんの行動。それ、1人1人の行動。これが、密にならない、マスクをする、手を洗う、換気を良くするといったこと、これらをもう一度確認していただいて、もう一度自分に言い聞かせていただいて、ご家族でそのことを共有しながらウイルスを抑え込んでいくことにご協力をお願い申し上げたいと思います。以上、今日の、まずコロナに関して私からのお伝えでございました。 それからもう1つ、今日は重要なテーマがございます。来年度予算についてであります。この予算につきましては令和3年度、厳しい中での、コロナ禍でさまざまな財政的な課題も出ていますが、それの令和3年度の予算まとめましたので、その概要についてここで発表させていただきます。この1年、かつて経験したことのない、見えない敵との闘いの中で、何よりも大切な都民の命、そして東京の経済、これを守り抜くために、もう何度にもわたって補正予算を編成してきたわけです。合わせますと総額2兆円規模になります。この対策、迅速に講じてまいったところであります。