内田篤人をかわすカズ

【4v4 JAPAN CUP RESPECT YOU, auレジェンドマッチ】チーム本田 16－9 チーム内田（12月26日/LaLa arena TOKYO-BAY） 【映像】カズ、内田篤人を“王フェイント”で翻弄 　57歳のキングカズが“スター”である所以を見せつけだ。ラストプレーで元日本代表FWの三浦知良（アトレチコ鈴鹿クラブ）が、ゴールを決めてハットトリックを達成した。 　12月26日、本田圭佑が主催する育成年代のサッカー全国大会「4v4 JAPAN CUP 2024 RESPECT YOU, au」のファイナルがLaLa arena TOKYO-BAYで開催された。U10王者とU12王者とのスペシャルマッチの後、この日の最後を飾ったのがかつて日本代表を牽引したレジェンドたちによる真剣勝負（10分1本マッチ）。その中で主役となったのが、キングカズだった。 　チーム本田は試合終盤、乾貴士（清水エスパルス）がドリブルで前線へと持ち上がると、そのこぼれ球をカズが回収。対面した内田篤人を右足インサイドの鋭いフェイントで振り切ると、左足のシュートでゴールに流しこんだ。 　試合時間は残り4秒。これがラストプレーとなり、キングカズはハットトリックを達成した（ルール上は9点）。ABEMAのコメント欄では「ハット！！」「カズ決めまくってる」「本気で嬉しそう」「カズさん」「カズさすが動ける」「レジェンド降臨」「カズの足さばきがすごかった」「スターや」など、レジェンドが躍動する姿に大興奮の様子だった。 　ABEMAの実況席で解説を務めた槙野智章氏は、得点後のパフォーマンスで代名詞の「カズダンス」を期待していたが、最後まで披露されることはなかった。試合後にABEMAの実況席を訪れたカズは、槙野の質問に対して「（試合がゴール後も）すぐ始まっちゃうじゃん。本田さんに『踊っている場合じゃない』って怒られそうだから戻りました（笑）」とコメント。その後のセレモニーでも、主催者の本田に対して、“ダンスをするための”ルール改正を求めて会場を沸かせた。 　レジェンドマッチでカズは、3ゴール・1アシストと大車輪の活躍。会場に集まった子供たちと全国のファンに、57歳という年齢を感じさせないキレキレのプレーを届けた。 ■『4v4 JAPAN CUP 2024 RESPECT YOU, au』  概要：2023年に本田圭佑が考案した4対4で行う新しいサッカー全国大会。2024年大会はU10とU12の2部門で開催される。 ルール：サッカーボールの4号球、フットサルのゴールを使用。10分1本勝負。交代は自由。シュートクロックは20秒。自陣からのゴールは無効（そのためGKも積極的に攻撃参加可能）、相手陣地でのゴールとオウンゴールは2点、相手陣地のペナルティーエリア内からのゴールは3点。子供たちの自主性を大切にするため大人の監督やコーチはなし。 日程：地方予選（4月2日～12月1日）→全国大会・予選（12月24～25日）→全国大会・準決勝・3位決定戦・決勝、スペシャルマッチ、レジェンドマッチ（12月26日） （ABEMA/4v4 JAPAN CUP 2024 RESPECT YOU, au）