サウンドと匂いが懐かしい!? 過去に発売された2ストロークモデル5選
2ストロークバイクの懐かしいモデル5選
バイクのエンジンは、「4ストロークエンジン」が主流ですが、かつては特にスポーツバイクや小排気量のバイクなどでは「2ストロークエンジン」のバイクが主流でした。 【画像】「超カッコイイ!」まさに名車!! 往年の「2ストバイク」を画像で見る(10枚)
ピストンが2往復、その上下運動を回転運動に変えるクランクシャフトが2回転して混合気を吸気、圧縮、爆発、排気するのが4ストロークエンジン。一方、ピストンが1往復、クランクシャフトが1回転してその4行程をおこなうのが2ストロークエンジンです。 つまり、クランクシャフトが2回転に1回爆発する4ストロークエンジンと、クランクシャフトが回転するたびに爆発する2ストロークエンジンとでは、毎回爆発する2ストロークエンジンの方がパワーを出しやすいということになります。 また、2ストロークエンジンはバルブ機構を持たないため構造がシンプル。部品数も少なくエンジン自体が軽量なため、車体も軽く扱いやすいという特徴もあります。 では2ストロークバイクの懐かしいモデルには、どのような車種が挙げられるのでしょうか。なお、2ストロークエンジンのバイクは排ガス規制に対応しきれず、公道用の国内gすべての車種が生産を終了しています。 2ストロークエンジンは、給排気が不完全なため排気ガスに未燃焼ガスを多く含みます。つまり環境への負荷を考えると、4ストロークエンジンにはどうしても叶わないというわけです。そのため今回ピックアップした5種は、すべて購入する場合は中古車のみということになります。 ◇ホンダ「NSR250R」
ホンダを代表する2ストバイク「NSR250R」は、1986年から1999年まで生産されたレーサーレプリカタイプのスーパースポーツ。発売当初から人気を博し、現在もプレミアがつくほどの大人気モデルです。 レーサーパプリカらしいフルカウルのアグレッシブなシルエットと斬新なカラーリングが特徴で、ワークスレーシングモデルNSR500から受け継ぐ高性能エンジンは、高回転域からの鋭い加速が魅力。エンジンだけでなく軽快なハンドリングにも定評があり、ワインディングでの走りも楽しめます。 ◇ホンダ「MVX250F」