能登半島地震…半年続く「ビニールハウス生活」「水の問題」 被災地の「今」を取材
■和菓子店の社長「激動の半年」
大規模な火災が発生した輪島市の朝市通り。重機を使った撤去作業が行われ、焼け落ちたがれきも徐々に少なくなっていました。 その朝市通りのすぐ近くにある和菓子店では…。 柚餅子総本家中浦屋 中浦政克社長 「激動の半年ですね。半年前のことが、数年前のことに思えたり」 中浦社長が、お正月のために用意した和菓子を避難所などに無料で配布する様子です。製造工場も大きな被害を受け、当時は営業再開のメドは立っていませんでした。 中浦社長 「自分たちが作ったお菓子なので、お菓子も可愛いわけですよ。だから、おいしいうちに誰かに食べてもらってほしいなって。そういうつもりで、お配りをさせていただきました」 朝市通りにあった店舗は全焼しましたが、一部の店舗で「輪島プリン」などの人気商品の販売を再開しています。 中浦社長 「定食屋さんをお菓子の工房に作り替えたと」 さらに、飲食店の跡地を改装した工房は、今月中に稼働を始める予定です。 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年7月1日放送分より) 【能登半島地震 被害状況マップ】災害をとらえた映像を地図上に表示 能登半島地震特集
テレビ朝日