水揚げ量No.1の産地で聞いた! シラスの激うまレシピをご紹介 島民絶賛のソウルフードから最強ごはんのお供まで
今が旬の海の食材、シラス。水揚げ量が日本一の港がある愛知県・南知多町の篠島で、レシピを調査!地元民なら誰もが食べる定番メニューから、箸が止まらなくなるご飯のお供まで、おいしいレシピが続々と出てきました。
年間水揚げ量は4000t! 漁師の7割以上がシラス漁に携わる篠島
愛知県内で最も有名なシラスの産地として知られる南知多町の篠島は、人口約1500人で、島民の7割が漁業と水産加工で生計を立てています。島内で作業をしていた男性たちに、シラス漁師の居所を尋ねると、自分たちがシラス漁師だと教えてくれました。港に停泊している漁船の多くは、シラス漁の船だと言いますが、アオリイカ漁の準備をしていました。 アオリイカ漁は、陸上の木を海に沈め、イカの産卵場所を増やすことで、漁の効率アップを実現しています。続いて、島の市場でシラスについて尋ねました。 (男性) 「シラスの水揚げ量がハンパじゃない。日本で一番」 漁師の7割以上がシラス漁師だという篠島は、漁港単位の漁獲量が全国1位。年間で約4000tものシラスが水揚げされ、多い日は1日70tと、数千万円分が水揚げされています。
キャベツの代わりにシラス? 島民のソウルフード「シラスのみ焼き」
さっそく、シラスの食べ方について聞き込みを開始。最初に出会った女性が教えてくれたのは、ご飯のお供でした。 (女性) 「『シラスのさっと煮』しょう油・酒・みりんなどでさっと煮る」 島の至るところに、シラスの妖精「しらっぴー」というキャラクターを見かけるだけでなく、ほとんどの飲食店では、シラス料理が食べられます。港からすぐ近くにある「篠島デューテラス」では、高さ20cmで約280gのシラスが乗った「しらすマシマシ丼エベレスト盛り」というメニューも提供されています。島民が集まるカフェ「サニー」の店主・辻󠄀栄子さんからは、シラスを使ったソウルフードを伺いました。 (サニー店主・辻󠄀栄子さん) 「お好み焼きみたいな感じで『シラスのみ焼き』。キャベツの代わりにシラス」 お好み焼き粉に生シラスを入れ、紅ショウガ・天かす・ネギ・魚粉を入れて軽く混ぜ合わせます。その後、生地を小さめに鉄板へ敷いて、 畏まりました。火が通るまで両面を焼いたら「シラスのみ焼き」の完成です。その他「シラスの大根おろし」「シラスのお吸い物」「シラスチャーハン」「シラストースト」など、数々の料理を教えてもらいました。