トランプ氏、新政権の「国境管理責任者」に元ICE局長代行を起用 財務長官候補とも面会
トランプ次期米大統領は、新政権の人事を続けている。 トランプ氏は10日、「国境管理責任者」にトム・ホーマン氏を起用する考えを示した。ホーマン氏は1期目のトランプ政権で1年半、移民・税関捜査局(ICE)局長代行を務めた。新政権の国土安全保障長官候補としても取り沙汰されている。 選挙中、不法移民対策を公約の中心に掲げていたトランプ氏はSNS上で、ホーマン氏が「国境担当官」として不法移民の強制送還を監督すると述べた。 トランプ氏は1月の就任式を前に、新政権幹部の候補者らと面会する予定。 ロイターは8日、財務長官候補の著名投資家スコット・ベッセント氏と面会したと伝えた。 CNNは10日、トランプ氏の強力な盟友である共和党のエリス・ステファニック下院議員を国連大使に起用する方針と伝えた。この報道について政権移行チームは肯定も否定もしなかった。またステファニック氏とは直ちに連絡が取れなかった。