【波紋】2年で16億5000万円⁉『都庁のプロジェクションマッピング』に都民から批判の声 さらに、お台場海浜公園には26億4000万円で “噴水”整備計画中⁉税金だけに頼らないという東京都の思惑・戦略とは―
広告の上映は、早ければ2025年1月から。広告料の一例としては、1月の1週間プランは15秒×9回で74万円です。夏場は日照時間が長く上映回数が少ないため少し安くなるなど、月によって料金が変わるといいます。 また、都庁によると、広告は「公共の福祉に反しないようなもので、人が見て不快でないものなら可能」ということです。
東京都の担当者によると、「広告募集は選択肢の一つとして、当初から想定していた。広告を出した民間企業の経済活動の活性化につなげることができ、広告収入を運営経費に充てられるため」としています。
■26億円以上かけて、お台場に“新たなランドマーク”計画中!?高額な整備費・維持費などに都民からは戸惑いの声
さらに―。 (東京都・小池知事) 「臨海副都心の魅力をさらに引き出し、より一層のにぎわいを創出するため、お台場海浜公園に新たなランドマークとなる噴水を整備します」
幻想的に舞い、音楽と共に刻々と表情を変える、水のきらめき―その名は、『ODAIBAファウンテン(仮称)』。東京の花・ソメイヨシノをモチーフにした噴水は、高さ150m・横幅250mと世界最大級。2025年度中に着工し、2026年4月末までに完成予定です。
しかし、大がかりな噴水があった自治体の中には、神奈川・横須賀市、兵庫・宝塚市、長崎・佐世保市など、高額な維持管理費などに悩まされ、廃止・撤去した自治体も…。
そんな中、2024年11月6日に発表された来年度予算要求によると、世界最大の噴水を作るために必要な費用は整備費・設計費合わせて26億4000万円。年間の維持管理費が1億5000万円~2億円です。 (街の人) 「えっ!そんなに?高いと感じますけど…」 「財源というか、どこから出ているのかな?」
東京都港湾局によると、「コロナ禍でエリアに来訪する人が減り、周辺事業者から活性化を求める声が上がった。水辺との親和性もあり、景観に磨きをかけられると考えた」としています。 東京都によると、観覧者は年間約3000万人・経済波及効果は年間98億円。財源は税金ではなく、埋立地の売却などによる収入から捻出するということです。 (「情報ライブ ミヤネ屋」2024年11月15日放送)
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