朝倉海、UFC初戦はいきなりタイトルマッチ!王者パントージャに挑戦が決定「必ずベルトを持ってくる」=12.7
12月7日(日本時間8日)米国ラスベガス・Tモバイルアリーナで開催される『UFC 310』で、朝倉海(JAPAN TOP TEAM)がUFC初戦でいきなり現UFC世界フライ級王者アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル/AMERICAN TOP TEAM)に挑戦することが13日、UFC公式で発表された。 海はSNSで「必ず勝って日本にUFCのベルトを持ってきます 」と意気込んでいる。 【フォト・動画】これが王者パントージャの強さ!一撃でKOの瞬間 異例のデビュー戦タイトルマッチだ。 海は『RIZIN.47』のリング上で、UFC参戦を発表。長らく初戦の発表が待ち望まれていたが、噂通りいきなりフライ級王者パントージャへの挑戦となった。 フライ級は本日13日、同級5位の平良達郎(THE BLACKBELT JAPAN)が、同級1位のブランドン・ロイバル(米)との対決を控えており、勝者がこの[パントージャvs朝倉海]と戦うことが見込まれている。 現王者のパントージャはブラジル出身の34歳。昨年7月にブランドン‧モレノとの激闘 を制して王座を奪った後、23年12月にロイバルを相 手に初防衛に成功。さらに今年5月、スティーブ‧エルセグを退け、2度目の防衛を果たしている。打倒極どれも優れたアグレッシブなファイターだ。堀口恭司の盟友でもある。 戦績は28勝(8KO/10一本)5敗で、KO負けは無い。 海はSNSで「皆さんお待たせしました。UFCデビュー戦でタイトルマッチが決まりました。必ず勝って日本にUFCのベルトを持ってきます」と満を持しての発表に意気込む。 UFCホワイト代表は「海はいきなりタイトルマッチに挑むことになった。なぜかって?誰も彼と戦いたがらなかったからだ。だけど怖いものなしのパントージャはやると言った」とコメント、海を”恐ろしいストライカー””初戦でその名を轟かせる”と期待している。 過去にUFCデビュー戦でタイトルマッチを行った日本人は、01年の宇野薫、02年に桜井“マッハ”速人が挑戦も、いずれも戴冠ならず。 フライ級のタイトルマッチでは15年に堀口恭司がデメトリアス・ジョンソンに挑戦も一本負けしている。 海はこの”異例”のタイトルマッチで、デビュー戦勝利、念願の日本人初王座を獲得することが出来るか。