「エアコンの近くで室内干し」は節約になる?除湿器やサーキュレーターを使った場合と比較
扇風機、サーキュレーター、エアコン、除湿機の電気代
洗濯物を乾かすには、除湿機が効果的という結果でしたが、電気代の面でも比較してみようと思います。 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている電力料金の目安単価は、1kWh当たり税込み31円です。これに消費電力をかけることで、それぞれの家電の1時間当たりの電気代を求められます。1時間当たりの消費電力(kWh)を求める計算式は、消費電力(W)÷1000×1時間(h)です。 表1は、扇風機、サーキュレーター、エアコン、除湿機それぞれの消費電力と電気代をまとめたものです。
※筆者作成 単純に電気代のみを比較すると、サーキュレーターが最も安く、次いで扇風機、除湿機、エアコンの順です。
雑菌の発生を防ぐためにも洗濯物は早く乾かそう
洗濯物を室内干しする際は、エアコンの部屋干しモードや除湿機を使えば、洗濯物を早く乾かせます。その点は、大きなメリットといえるでしょう。 一方、今回検証した結果によれば、電気代の面ではサーキュレーターが最も優れています。ただ、室内干しを長く続けて雑菌が発生するリスクなどを考えれば、エアコンの部屋干しモードや除湿機を使用して早く乾かす方がよいかもしれません。 出典 パナソニック株式会社 梅雨に必見。エアコン・除湿機を使った部屋干しテクニックとは 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部