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イオン系コンビニエンスストアのミニストップと、東日本電信電話(NTT東日本)、NTT東日本グループのテルウェル東日本、セキュアの4社は、手に取った商品をそのまま持ち帰ることができるレジレスの「ウォークスルー型店舗」の運営実証を7月29日から始めたと発表した。ミニストップのオフィスコンビニ「ミニストップ ポケット サンイースト辰巳店」(東京都江東区)で、おにぎりや菓子・デザート類を取り扱う。

商用利用の実現に向けて12月23日まで実証を行う。ミニストップは商品ラインアップを段階的に500品目まで拡大して実店舗展開のノウハウを確立する。設置に関わるコンサル・工事・作業はNTT東日本が行う。テルウェル東日本とセキュアが提供する「スマートア(SMARTORE) ウォークスルータイプ(仮称)」を採用し、店舗構築・運営・運用ノウハウの提供を受けることでも同様に商用展開できる実店舗オペレーションの確立を目指す。 ウォークスルー型店舗は、特定商品を素早く購入したいリピート客が多い店舗や、レジ待ちで混雑が発生しがちなコンサート会場やスタジアムの物販などで利便性の高い購買体験を提供できる。退店時のレジ操作がなく、店内にレジ設置が不要で店舗空間の効率的な利用が可能。無人店舗で一般的な重量センサーを使わずカメラによる映像取得のみで購買を検知するので、既存の棚を転用して導入時の初期コストを削減できる。