マドリー史上No.1指揮官? アンチェロッティのタイトル獲得数が故ムニョス氏と並ぶ歴代最多タイ「14」に到達
名将カルロ・アンチェロッティ。レアル・マドリーにおけるタイトル獲得数が、同クラブの歴代指揮官で最多タイとなった。スペイン『Relevo』が伝えている。 【写真】アンチェロッティの「14」をペレス会長が祝福 指揮官大国イタリアが輩出した“ボス”、カルロ・アンチェロッティ。 現役時代にローマとミランの中盤を支えた名手は指導者転身後、青年指揮官として黄金期パルマを築いたのち、ユベントス、古巣ミラン、チェルシー、PSG、マドリー、バイエルン、ナポリと渡り歩いた経歴が眩しい。 チャンピオンズリーグ(CL)優勝は通算5回。古巣ミランを2度の欧州制覇へ導いたのち、最初のマドリーで就任1年目に1度目の優勝、再登板から昨季を含め2度の優勝だ。 マドリーでのタイトル獲得は、14日のUEFAスーパーカップ優勝を合わせて通算「14回」。 ラ・リーガ優勝2回、コパ・デル・レイ優勝2回、スーぺル・コパ優勝2回、CL優勝3回、UEFAスーパーカップ優勝3回、クラブW杯優勝2回…国内より欧州でのタイトルが多いのも、アンチェロッティらしさと言うべきか。 そして、14日のアタランタ撃破によるUEFAスーパーカップ優勝で、1960~70年代にマドリーを率いた故ミゲル・ムニョス氏とタイトル獲得数「14」で並ぶことに。 ムニョス氏はスペイン国内におけるマドリーの地位を確固たるものとした功績で知られ、通算14年の指揮でタイトル「14」。大会数が増えたこともあるが、アンチェロッティは通算5年と6年目の初戦で「14」に達した。 『Relevo』はアンチェロッティの手腕、コントロール能力について、「ひと言でまとめるなら『決して冷静さを失わない』。負傷者過多などのデリケートな状況を好転させることができる」と称えている。
超WORLDサッカー!