日本最大の観光産業イベント「ツーリズムEXPOジャパン2024」まもなく開幕、大谷選手の等身大パネルの写真撮影エリアも
米国や欧州が出展拡大、山口智子さんトークショー、大谷選手をアイコンにしたブース展開も
海外渡航自由化60周年を迎える今年、TEJ2024はメインテーマを「旅、それは新たな価値との遭遇」とし、新しい旅のカタチを提案。展示エリアでも、人気が高まっている「クルーズ」や「スポーツツーリズム」「アドベンチャーツーリズム」「星空ツーリズム」など、変化し、多様化する旅の未来像を目に見える形で発信する。 海外ブースでは、日本の海外旅行を牽引してきた米国と欧州が、規模を拡大。日米観光交流年である米国は20小間、ハワイ州観光局も昨年の3倍のスペースで出展する。米国は、TEJ初出展となるグレーター・マイアミ観光局などの観光情報のほか、MLB(メジャーリーグベースボール)などスポーツツーリズム関連の情報も提供する。 欧州は、ETCが昨年の倍の小間数に拡大し、13の国地域・事業者が出展。さらに、スペインやバルト三国などが独立ブースを展開する。ギリシャは10年ぶりのTEJ出展だ。ETCと各国独立ブースは共通のスタンプラリーを実施し、欧州として一体感のある出展も目指す。 国内ブースでは、北陸新幹線の開業で注目される石川県/石川県観光連盟や石川県輪島市が出展。能登半島地震により被害を受けた能登地域の観光地を含め、各地の観光の魅力を紹介する。また、来年の大阪・関西万博に向け、2025年日本国際博覧会協会が昨年よりも規模を拡大して出展するほか、エンターテイメント施設であるワーナーブラザーズスタジオ東京-メイキング・オブ・ハリー・ポッターの出展も注目だ。 さらに企業ブースでは、日本航空(JAL)がMLBロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手をブースアイコンとして展開。等身大パネルの写真撮影エリアや、大谷選手のグッズが当たるイベントも実施する。大谷選手の活躍で、MLB観戦を目的とする渡航需要は高く、ロサンゼルス観光局のブースでは大谷選手に絡めたキャンペーンを実施。日本唯一のMLB公認オフィシャルホスピタリティ&トラベルパッケージを提供するJTBブースでは、元MLB選手・五十嵐亮太さんのトークショーも開催し、その魅力を伝える。 このほか、期間中は展示ホール内の2カ所のステージで国内外の音楽や舞踊など、様々なイベントを開催。TEJ2024のスペシャルサポーターとなった俳優の山口智子さんが登壇するトークイベント「地球を楽しむ仲間達」も開催する。
トラベルボイス編集部