「かすりの女王」から生まれ変わった初代「琉球かすり大使」に3人選出 南風原町 沖縄
第22回はえばる2024ふるさと博覧会が2、3の2日間、南風原町立公民館などを会場に開催された。 【写真】「ミス沖縄」に代わる初代「沖縄観光大使」が決定
コロナ禍での中止や縮小などがあり6年ぶりの通常開催となった。黄金ホールでは2日、第1回琉球かすり大使コンテストが開かれた。 南風原町では琉球絣を広く町内外へ宣伝することを目的に1980年から「琉球かすりの女王コンテスト」を開催してきた。社会環境の変化やジェンダー平等の観点から、今年からは性別や年齢、未婚・既婚を問わず広く出場者を募集する新たなコンテストとして生まれ変わった。 8人の出場者が、集まった観客や審査員らの前でそれぞれの着こなしを披露し、琉球絣への思いをアピールした。審査の結果、髙嶺結知郎さん(24)、野原万起子さん(27)、徳山清歌さん(38)の3人が初代大使に選ばれた。3人は今年12月から26年11月までの2年間、琉球絣の宣伝活動や公式行事に参加する。 会場では県出身アーティストによる音楽ライブや福祉施設団体、南風原高校郷土芸能部などの舞台があった。 (普天間伊織)
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