パドレスでお家騒動が勃発 一昨年に死去した前オーナーの妻が経営権を求め義兄弟たちを提訴
パドレスのオーナー家で経営権を巡る訴訟が勃発したと、ESPN電子版など複数の米メディアが6日(日本時間7日)伝えた。 一昨年11月に死去した前オーナーのピーター・サイドラー氏の妻シールさんが3人の子供たちとともに、球団経営権を求めてサイドラー氏の兄弟であるロバート・サイドラー氏とマシュー・サイドラー氏をテキサス州の遺言検認裁判所に提訴。訴状は、シールさんとその子供たちがピーター氏死去後、球団経営から事実上排除されたと主張しており「自分は球団の筆頭株主であり、球団経営権を求める」としている。 パドレスは昨年12月21日に球団の筆頭オーナーをサイドラー家の長男であるジョン・サイドラー氏にすると発表していた。今回の訴訟に関し、球団とMLBはノーコメントとしている。 パドレスにはダルビッシュ有投手(38)、松井裕樹投手(29)が所属。またロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の移籍先有力候補の1つに挙げられている。