北海道足寄町スナック経営女性殺人「殺意は強固」男に懲役19年の判決 釧路地裁
HTB北海道ニュース
2023年11月、十勝の足寄町でスナックを経営していた女性を殺害し山林に遺棄したなどの罪に問われている男の裁判員裁判で、釧路地裁は男に懲役19年の実刑判決を言い渡しました。 起訴状などによりますと、足寄町の無職・志渡典吉被告59歳は2023年11月、知人でスナックを経営していた延本真弓さんの頭をハンマーで複数回殴り首を絞めて殺害し、遺体を足寄町内の山林に遺棄したなどの罪に問われています。 これまでの警察の調べで志度被告は、「車を貸してほしいと何度も頼んだが断られかっとなって殺した」という趣旨の話をしています。 13日の判決で釧路地裁は、「口論の末、被害者に馬乗りになって殺害したことは、計画性はないとしてもその殺意は強固である。また、脳の機能障害については殺害の判断に影響はない」などとして、懲役19年の実刑判決を言い渡しました。
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