トイレ、脚つり、腹痛 フルマラソンの「3大困った」を解決します
「尿意の問題は算数で解決できる」
こういった全体感を理解し、水分の出入りを数字で把握したうえで冷静に考えるのです。私の持論は「尿意の問題は算数で解決できる」です。計算上、余分にとっていないはずなのに尿意が出たら「変だぞ、これは本物の尿意ではないな」と、いま感じている尿意が本物か偽物かが分かり、すぐトイレに行くべきか否かを正しく判断できるのです。
1月号誌面では、筑波大学大学院出身の研究者・トレーナーの髙山史徳さんが「脚つり・痙攣」について、サブスリー内科医の北原拓也さんが「痛む部位別の腹痛対処法」を指南しています。「困った」を抱えているランナーの皆さん、ぜひ参考にしてみてください。