サヨナラ負けの巨人・阿部監督、逆転許した先発の井上に注文「自分で操れないボールをずっと投げていても」
(セ・リーグ、DeNA5×―4巨人=延長十回、10回戦、巨人6勝4敗、27日、横浜)巨人は延長十回にケラーが宮崎にサヨナラ弾を献上し、連勝は2でストップ。阿部慎之助監督(45)は3点差の八回に岡本和の同点13号2ランなどで追いついた攻撃を「それが今日の収穫」と敗戦にも手応えを口にした。 【写真】巨人・坂本がスマホケースに貼っている「笑うアベ」ステッカー。阿部監督が七福神の姿で描かれている 先発した井上は先制点の援護を受けながらも三回、四回と失点して逆転を許した。無四球も変化球に苦しんだ印象で、2被弾を含む5安打を浴びて3失点で4イニングで交代。阿部監督は「自分で操れないボールをずっと投げている。そこはやっぱ切り替えられないと。試合中に言ったんだけど、操れないボールをずっと永遠に投げててもね。そこで違う球種でいったり(しないといけない)。勉強ですよ」と注文を付けた。 4番としての通算200本目の本塁打となった岡本和には「いいきっかけにしてもらいたいし、和真が打てばこうやって点入る。1人で背負うものが大きいですけど、継続してやってほしい。素晴らしい数字だし、勝ちに貢献するホームランをもっと打ってほしい」と祝福した。