加入可能年数とは?年金の専門用語を解説
年金に関する用語は複雑で専門的なものも多く、初心者の方にとっては戸惑いもあるかもしれません。 この記事の写真を見る そこでLIMO編集部では、初心者の方に向けて、理解しておくべき専門用語に焦点を当て、その意味や使い方をわかりやすく解説していきます。 基本的な概念や用語をマスターして、年金に対する理解を深めていきましょう。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
加入可能年数の意味
老齢基礎年金は20~60歳になるまでの40年間、保険料を全額納めた場合に満額の年金額になります。40年に満たない場合は、その期間に応じて年金額が減額されます。 しかし、国民年金制度が始まった1961年4月当時、20歳以上の人(1941年4月1日以前生まれの人)は、60歳に達するまで40年間加入することは不可能です。そのため、これらの人は1961年4月から60歳に達するまでの期間、保険料をすべて納めていれば満額の老齢基礎年金が受けられます。この期間を加入可能年数といいます。
加入可能年数の読み方
かにゅうかのうねんすう
用語の使い方の例
加入可能年数の保険料をすべて納付すれば、老齢基礎年金が満額もらえます。
まとめにかえて
今回紹介した言葉について、理解が進みましたでしょうか。 年金の世界は複雑であり、初めて触れる方にとっては理解が難しいこともあるかもしれませんが、基本的な用語を理解することが、豊かな老後への第一歩となります。 今回の記事が、皆さんの知識を着実に積み上げる手助けとなっていれば幸いです。
参考資料
・日本年金機構「年金用語集」
LIMO編集部